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インプラントにおける増骨法について

インプラントを受けるためには、インプラントを十分に支えうる顎の骨の存在が大前提。顎の骨が不足している患者がインプラントを受ける場合には、先に骨を増やす処置を受ける必要があります。ここでは、インプラントの前提となる増骨法の種類や方法、費用などについて詳しく解説。増骨が必要となる患者は決して少なくありませんが、増骨が完了すれば、どんな方でもインプラントを受けることができます。

インプラントを受ける前に増骨が必要となる症例

極めてまれなケースを除き、どんな人でも、希望すればインプラントを受けることができます。ただし患者の中には、インプラントを受ける前に、増骨の処置が必要となる例も少なくありません。この点を理解したうえで、インプラントを検討中の方は、しっかりと歯科医師の説明を受けるようにしましょう。

インプラントを受ける前に増骨が必要となる理由

インプラントとは、顎の骨に金属製の人工歯根を埋入し、その上に被せ物を装着する治療法のこと。顎の骨に埋められる人工歯根が、しっかり骨と結合したことを確認したうえで、被せ物を装着します。

ところが中には、そもそも顎の骨が不足しているため、骨と人工歯根がしっかり結合しない恐れのある患者もいます。そのような患者に対し、インプラント治療を行えないわけではありませんが、仮にインプラントを埋入したとしても、やがて近い将来、インプラントはグラついて外れてしまうことでしょう。

そのようなトラブルのないよう、インプラントを埋入するためには、十分な骨の量が必要となります。骨の量が足りない患者に対しては、インプラント治療を行う前に、増骨の処置を行うことが原則となります。

なお、増骨を必要とする患者の数は、決して少なくありません。どちらかと言えば、若い患者よりも、年配の患者に増骨を必要とする例が多く見られます。先天的な理由はもとより、人は一般に、年齢を重ねると骨の量が減ってくるためです。

増骨が必要となる具体的な症例

増骨処置に要する治療費

インプラントは自由診療です(全額自己負担)。増骨処置は、自由診療であるインプラントを受けるための前提的な治療となるため、こちらも全額自己負担です。保険適用にはならないことを理解したうえで、治療を検討しましょう。

以下、増骨処置の治療費の相場について、治療法ごとに見てみましょう(各治療法の詳細については後述します)。

治療費に大きな幅がある理由

上の治療費の相場を見ていただいて分かるとおり、各治療法において、治療費に大きな幅があることが分かります。治療費に幅が生じる理由は、主に次の2つです。

インプラントにおける増骨の方法

インプラントの前に行う増骨の方法には、骨の状態に応じ、複数の種類があります。各方法について具体的に確認してみましょう。

ボーングラフト(骨移植)

患者の自家骨を別の部位から採取するなどし、この骨を顎の骨に移植する手術。骨の厚みが不足している際に用いられる増骨法です。

移植した骨と顎の骨を、チタン製のスクリューで固定。約半年ほど置いたのち、移植した骨と顎の骨が完全に結合したことを確認のうえ、通常のインプラント治療を行います。

GBR法(骨再生誘導)

患者自身から採取した自家骨(もしくは骨補填材)を細かく粉砕し、これを骨が不足している部分に詰め込む方法。骨を詰め込んだ場所には、人工膜(メンブレンン)でフタをしてしまいます。骨の厚みが不足している患者に対し、一般的に行われている増骨法です。

個人差はありますが、処置後、概ね4~6ヶ月で骨が再生。確実に骨に厚みが付いたことを確認した上で、通常のインプラント治療を行います。

サイナスリフト(上顎洞挙上術)

上顎の奥歯の上には、上顎洞と呼ばれる大きな空洞があります(鼻の両脇あたり)。上の奥歯を抜いてしばらく経つと、この上顎洞は、下のほうへと徐々に拡大。空洞が大きくなるとともに、上顎の骨は少しずつ厚みを失っていきます。

この際、上顎の骨に再び厚みを付ける増骨法がサイナスリフト。上顎洞の内側にあるシュナイダー膜を押し広げるような形で、患者の粉砕した自家骨や人工骨を少しずつ注入していく治療法です。

注入した骨が安定するまでに要する期間は、概ね6~8ヶ月ほど。増骨処理をした骨が確実に安定したことを確認の上、通常のインプラント治療を行います。

なお、顎の側面から自家骨などを注入する方法をサイナスリフトと言い、顎の下から自家骨などを注入する方法をソケットリフトと言います。注入場所は異なるものの、上顎洞に厚みを付けるという点において、両治療法の発想や目的は同じです。

スプリットクレスト(歯槽骨増大法)

スプリットクレストとは、インプラントを埋入する予定の顎の骨を、縦割りで2つに分割して幅を広げ、その中に、インプラントとともに骨補填材などを注入する方法。顎の骨の幅が不足している患者に対して行われる増骨法です。

ボーングラフやGBR法、サイナスリフトなどとは異なり、増骨処置とインプラント埋入を同時に行える点が特徴的です。

ディストラクション(仮骨延長)

縦方向に伸びる力がある専用器具を顎の骨に埋入し、その伸びる力を利用して徐々に骨の高さを付けていく治療法。自家骨や人工骨を注入するのではなく、骨そのものを物理的な力で伸ばしていく方法です。GBR法と同様に、骨の厚み(高さ)が不足している患者に対して行われます。

骨が十分に伸び、かつ十分な固さで安定するまでに、および3~4ヶ月の期間が必要。骨が安定したことを確認した上で、通常のインプラント治療を行います。

以上、代表的な5つの増骨法をご紹介しましたが、これら以外にも、自己血液を利用した増骨法(再生医療の一種)など、いくつかの方法があります。また、同じ治療法でも別称で呼ばれていることがあります。

増骨をした後の治療について

上記の増骨法を通じ、インプラントに耐えうる十分な顎の骨が確保できた場合には、通常と同じインプラント治療を受けることができます。増骨が完了するまでに要する期間には個人差がありますが、増骨に成功すれば、どんな患者でもインプラントを受けることができます。

ただし、各増骨法には一定のリスクがあることも確かです。増骨処置後、何らかのトラブルが生じた場合には、インプラントの埋入が遅れる可能性があることも理解しておきましょう。

増骨処置におけるリスク

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