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40代のインプラント治療
40代になると、歯の不調を感じる方、場合によっては虫歯や歯周病が悪化し歯を抜くことになってしまう方がみられるようになります。ここでは、40代で歯が抜けた場合に考えられる治療や、インプラント治療のメリット・デメリットについてまとめました。また、インプラント治療のメリットが大きいのはどういう方かも合わせて紹介しています。
インプラントは40代でも可能か?
40代でのインプラント治療は、結論から言うと可能です。
40代で歯が抜けた・歯を抜くことになった場合、「歯がなくなったり、入れ歯を考えたりするのはもっと年をとってからの話だと思っていた」と驚きの気持ちを感じる方もいるのではないのでしょうか。インプラント開始平均年齢は40代~60代。丁度、インプラントを検討し始める年代にあたります。
40代で歯を失った場合できる歯の治療
歯を失った場合の治療法として挙げられるのは主に3つ、「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」です。それぞれの治療方法を紹介します。
ブリッジ
ブリッジは失った歯に隣接する歯を利用します。例えば歯を1本失った場合、その両隣の歯を削って土台とし、3本分の歯の形をした被せ物をする治療です。結果として2本の歯で3本分の働きをするような形になります。
治療期間は約2週間程度で、被せ物の素材によっては保険適応。自費相場は約5万~15万程度で治療可能です。デメリットは、ブリッジを行うため隣接歯に負担が大きくかかること。これにより、健康だった両隣の歯の寿命も短くなってしまう点です
入れ歯
入れ歯治療は、失った部分に取り外しできる人工歯を挿入する治療法で、期間は約1カ月~2カ月。保険適応治療です。自費費用相場は約15万円~80万円と、ブリッジより少々高めの値段設定になります。部分的に取り外してケアができるので衛生的である反面、噛み具合は天然歯のようにいかないため、食事の際に違和感を生じる可能性が否めません。
インプラント
インプラント治療はあごの骨に直接インプラント体を埋め込む治療法です。治療期間は約4~5カ月と言われていますが、状態によってはそれ以上かかる場合もあります。治療期間も長くかかるほか、保険適用外で全て自費負担になるため、ブリッジや入れ歯に比べ高額。外科手術を伴うため体調や持病によっては治療が選択できないケースもあります。
インプラント治療がおすすめなのはどんな人?
歯を失った場合に考えられる3つの治療法それぞれあるメリット・デメリットを踏まえて、インプラント治療のメリットをより感じられる・インプラント治療が向いている人を紹介します。
健康な歯の寿命を守りたい方
ブリッジや入れ歯治療は、他の健康歯を削ったり金具を取り付けたりするので、両隣の歯にはどうしても負担がかかるもの。健康な歯の寿命を守ることに重きを置く方には、インプラント治療がおすすめ。
インプラントであれば両隣の歯は使わず、あごに直接人工歯を埋め込むので、1本1本自立した歯を手に入れられます。
キレイな見た目を維持したい方
ブリッジや入れ歯は、支えとなる他の歯に負担となってしまうため、長期にわたって使用を続けると、歯茎が退縮したり、あごの骨が弱くなったりと、健康な歯が弱ってしまうリスクを避けられません。
様々な要因が関わって次第にかみ合わせが悪くなり、歯のゆがみの影響が表情にも見られる場合もあります。頬のこけ、しわやたるみなど老けた印象になるのをできる限り回避したいという方にもインプラントはおすすめです。
食事をしっかりと楽しみたい方
インプラントの場合、天然の歯と近い状態の噛み心地を味わえるのも大きなメリット。食事を楽しむことを重視する方は、インプラントを選択すると、入れ歯とは違ったしっかりとした噛み応えを維持できるでしょう。
ブリッジでも噛み具合はあまり変わらないと言われていますが、硬いものを食べた場合、材質の強度によっては割れてしまう可能性もあります。強度の心配をできる限り避けたい方にとっても、インプラントはおすすめです。
40代でインプラント治療おすすめできない方は?
インプラント治療向きの方がいるように、そのほかの治療法が向いている方もいます。ここでは、インプラント治療のデメリットを強く感じてしまう方、インプラントをあまりおすすめできない方の特徴を見てみましょう。
定期メンテナンスに通うのが難しい人
インプラント治療は「手術をすれば終わり」ではなく、治療後は定期的にメンテナンスに通う必要があります。高額な費用をかけて埋めこんだインプラントを少しでも長持ちさせるために、歯科医院でのクリーンメンテナンス、自宅での日々のケアは欠かせません。
メンテナンスを怠った場合、インプラント周囲炎を起こす危険性もあり、その影響は小さくありません。定期的な通院はサボってしまいそうだという方には、他の治療法が向いているでしょう。
禁煙できない方
インプラント治療で顎に埋め込んだインプラントは、自己治癒力で骨に結合させます。喫煙者・ヘビースモーカーの場合、タバコの成分がこの骨への定着を阻害する働きを起こしてしまうので、治療中は禁煙しなければなりません。
また、タバコの影響で手術の傷口の直りが遅くなってしまったり、インプラント周囲炎になったりする可能性も。インプラント治療を検討しており、かつ現在タバコを吸っているという方は、まず禁煙できるか考えてみましょう。
治療費を安く抑えたい方
インプラントは外科治療を行う専門的な治療。全て自費負担のため、入れ歯やブリッジに比べ費用は高額になってしまいます。歯を失ってしまったけれど、治療費は安く済ませたいと考えている方は、インプラント治療ではなく、「ブリッジ」や「入れ歯」治療を検討しましょう。
トータルで安い
インプラントを受けられる
渋谷区のクリニックを紹介
インプラント治療を受けようと思った時、やっぱり心配なのは費用ですよね。このサイトでは、渋谷区のクリニックを徹底調査し、インプラントの知見が深いクリニック(※1)から、トータルの費用を安く抑えられるクリニック(※2)を厳選して紹介しています(調査日時:2021年9月)。
はちやデンタル クリニック03-3408-6480 |
表参道しらゆり歯科03-3409-4118 | RKデンタルオフィス 代官山03-6427-8999 |
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費用総額 |
費用
220,000円
休診日 火
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費用
297,000円
休診日 祝
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費用
297,000円
休診日 月・木・祝
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はちやデンタル クリニック |
費用
220,000円
休診日 火
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表参道しらゆり歯科 |
費用
297,000円
休診日 祝
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RKデンタルオフィス 代官山 |
費用
297,000円
休診日 月・木・祝
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※2021年9月の調査結果に基づきます。
※1 当サイト内で掲載されているクリニックの中から、日本口腔インプラント学会、国際口腔インプラント学会、日本顎咬合学会、日本先進インプラント医療学会のいずれかに所属しており、認定医以上の資格を保有している医師が在籍しているクリニック。
※2 インプラントの埋入に必要な「上部構造」「アパットメント」「インプラント」「オペ代」を記載している(または、追加料金がないことを記載している)クリニックの中から、インプラント1本あたりの価格が安い3クリニックをピックアップ。診察料、仮歯、骨造形手術代は別途かかる可能性がありますので、各クリニックにお問い合わせくさい。