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インプラント周囲炎について
インプラント周囲炎は周辺組織が歯周病菌に感染した際に起こるもので、やがてインプラントが抜け落ちる原因にもなる病気です。原因と症状をしっかり理解して、確実な予防に努めましょう。
インプラント周囲炎とは
インプラント周囲炎は、インプラントの歯周病ともいわれます。
歯周病菌が歯肉とインプラントの境目で繁殖すると、初めは歯肉からの出血がみられ、悪化すると腫れや膿が出てきます。この状態まで進行すると、インプラントを支えていた顎の骨が溶けてしまっていることも少なくありません。重症化すると歯ぐきもやせてしまい、最悪の場合はインプラントが抜け落ちてしまうこともあります。
インプラント周囲炎の原因
インプラント周囲炎の主な原因として、治療後の通院によるメンテナンスや日頃のケアを怠ること、歯周病が治っていないのにインプラント治療を受けることなどが考えられます。インプラント治療後は、状態に応じた定期的なメンテナンスと適切なブラッシングが欠かせません。
インプラント周囲炎は治療が困難
インプラントが歯周病菌の感染を起こして周囲の組織が破壊されると、治療は非常に困難なものになります。適切な治療とアフターケアを施したとしても、5年後の維持率は60%程度と言われています。
インプラント周囲炎の怖いところは、神経が通っていないので自覚症状に乏しく、気づいたときには症状がかなり進行しているケースが多いこと。自分では早期発見が難しく、深刻な症状が出てから気づくパターンがよく見られます。
こういった理由でインプラント周囲炎の治療は困難であり、予防のためには専門家の定期的な検診がとても重要になってきます。
残った歯に影響することも
インプラント周囲炎を起こして歯周病菌が繁殖すると、残っている健康な歯も炎症を起こしやすくなり、歯周病のリスクが一気に高くなります。またインプラント周囲炎がすでに進行してインプラントがぐらついていると、噛み合わせが悪くなり、残った歯に大きな負担をかけるリスクも。
口の健康を守るためには、部分的なケアだけではいけません。口の中全体の衛生状態を保つことがインプラント、残った歯の両方を維持させることにつながります。
メンテナンスが何より大事
インプラント周囲炎は進行が非常に早く、天然歯の歯周病の10~20倍のスピードで悪化するといわれています。こうした状態をしっかり予防するためには、メンテナンスが何より大切。インプラント治療は、歯が失われた場合の対応として非常に優れた治療法です。適切にメンテナンスを行えば他の治療法よりも長持ちしやすく、10年後も90%以上の維持率を見込めます。
そのためには、まず感染を起こさないこと。万が一感染したとしても長期間放置してしまうことがないよう、通院によるメンテナンスと日々のセルフケアが重要なのです。
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表参道しらゆり歯科03-3409-4118 | RKデンタルオフィス 代官山03-6427-8999 |
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費用総額 |
費用
220,000円
休診日 火
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費用
297,000円
休診日 祝
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費用
297,000円
休診日 月・木・祝
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はちやデンタル クリニック |
費用
220,000円
休診日 火
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表参道しらゆり歯科 |
費用
297,000円
休診日 祝
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RKデンタルオフィス 代官山 |
費用
297,000円
休診日 月・木・祝
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※2021年9月の調査結果に基づきます。
※1 当サイト内で掲載されているクリニックの中から、日本口腔インプラント学会、国際口腔インプラント学会、日本顎咬合学会、日本先進インプラント医療学会のいずれかに所属しており、認定医以上の資格を保有している医師が在籍しているクリニック。
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