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山八歯材工業製のインプラントの費用相場や魅力
μ-oneについて
μ-oneインプラントは、日本のインプラントメーカーである山八歯材工業株式会社が開発、製造を行っているインプラントです。
山八歯材工業株式会社は、総合医療用具製造メーカーとして、インプラントの他にも、人工歯、光重合レジン、歯科用金属といったさまざまな医療用品を製造しています。歴史は古く、山八歯材工業株式会社が愛知県蒲郡市で医療用具製造業として個人開業を始めたのは、1958年11月にまでさかのぼります。
日本国内のインプラントメーカとして販売シェアを誇る山八歯材工業株式会社が、技術の粋を集めて開発していたのがμ-oneインプラントです。日本国内にとどまらず、世界中の多くの国々で非常に高く評価されています。実際に同社は、ロシア、韓国、アメリカ、ギリシャ、スウェーデン、イギリス、イタリア、オーストラリア、カナダを始めとする、世界90ヶ国以上の国と取引を行っています(2021年9月調査時点)。
※参照元:山八歯材工業株式会社公式HP(https://yamahachi-dental.co.jp/about/)
山八歯材工業株式会社のμ-oneインプラントは、HAコーティングインプラントと呼ばれる、表面にハイドロキシアパタイト(HA)がコーティングされたタイプのインプラントであることが大きな特徴です。
ハイドロキシアパタイトとは、リン酸カルシウムを主成分とする、天然歯や骨の大部分を構成している成分です。一般的な表面に何もコーティングがされていないチタン製インプラントは酸化チタン膜によって顎部骨と結合します。
HAインプラントは、人体骨を構成している成分と同じ成分で表面がコーティングされているため生体との親和性が高く、一般的なインプラントと異なり生化学的結合(バイオインテグレーション)によって顎部骨と結合する点が魅力です。
- 顎部骨と短期間で結合し、埋入時に初期固定が不要となるため、治療期間を大幅に短縮できる
- 治療期間が短くなるため、通院回数が減り、結果的に、治療費が安くなる
- 一般的なチタン製非コーティングインプラントと比べて安定性に優れている
といった数々のメリットがあります。
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μ-oneインプラントの特徴
独自の「超薄膜コーティング」で長期的な安全性に取り組む
HAコーティングインプラントは、手術期間の短縮/安定性の向上/治療費用の軽減といった多くのメリットがあります。ですが、HAコーティングインプラントの長期的な安定性について疑問視する声が挙げられている点も事実です。
HAコーティングインプラントは、天然歯や骨の大部分を構成する成分と同じ成分であるハイドロキシアパタイトがコーティングされています。イドロキシアパタイトが人体骨と高い親和性を持つ点を否定する医師はいません。
ポイントとして考えたいこととして、インプラント自体の主成分であるチタンとハイドロキシアパタイトの親和性は必ずしも高いものではありません。HAコーティングインプラントでは表面のコーティング層だけが顎部骨と優先的に結合してしまい、長期的な安定性については懸念があるといった意見があるのです。
HAコーティングインプラントの長期的な安全性に対する懸念は、ハイドロキシアパタイトのコーティングの厚みと関係があります。ハイドロキシアパタイトのコーティングが厚ければ厚いほど、インプラント挿入のためにあけられた穴とインプラント本体の直径の差は大きくなります。
HAコーティングインプラント表面のハイドロキシアパタイトのコーティングが顎部骨と結合した際に、ハイドロキシアパタイトのコーティングが厚ければ厚い問題が起きやすくなると考えて良いでしょう。差が大きくなれば、インプラント本体が顎部骨から離脱してしまう可能性が高くなってしまうのです。
山八歯材工業株式会社のμ-oneインプラントは、HAコーティングインプラントの長期的な安定性の問題に取り組み、「超薄膜コーティング」と呼ばれる同社独自の技術を駆使して開発されたコーティング方法でアプローチしています。
極薄のハイドロキシアパタイトのコーティングによって、μ-oneインプラントは、HAコーティングインプラントの持つ多くのメリットを併せ持ちながら、長期的にも顎部骨と安定した結合を保ち続けることができるのです。
μ-oneインプラントのインプラントの費用相場
山八歯材工業株式会社のμ-oneインプラントには、2ピースタイプインプラント/TSタイプ/TLタイプの三つのタイプがあり、それぞれのタイプのインプラント体の価格は異なっています。μ-oneインプラントのTSタイプとTLタイプは、アバットメントを必要としないワンピースタイプのインプラントです。
インプラント治療と扱っているクリニックには、クリニックそれぞれの特色があり、同じインプラント体を使用していても費用が異なる場合があります。一概に言うことはできませんが、μ-oneインプラントの場合、ワンピースタイプであれば一本あたり約20万円前後、ツーピースタイプであれば一本あたり25万円というのが大体の相場であるようです。
トータルで安い
インプラントを受けられる
渋谷区のクリニックを紹介
インプラント治療を受けようと思った時、やっぱり心配なのは費用ですよね。このサイトでは、渋谷区のクリニックを徹底調査し、インプラントの知見が深いクリニック(※1)から、トータルの費用を安く抑えられるクリニック(※2)を厳選して紹介しています(調査日時:2021年9月)。
はちやデンタル クリニック03-3408-6480 |
表参道しらゆり歯科03-3409-4118 | RKデンタルオフィス 代官山03-6427-8999 |
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費用総額 |
費用
220,000円
休診日 火
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費用
297,000円
休診日 祝
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費用
297,000円
休診日 月・木・祝
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はちやデンタル クリニック |
費用
220,000円
休診日 火
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表参道しらゆり歯科 |
費用
297,000円
休診日 祝
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RKデンタルオフィス 代官山 |
費用
297,000円
休診日 月・木・祝
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※2021年9月の調査結果に基づきます。
※1 当サイト内で掲載されているクリニックの中から、日本口腔インプラント学会、国際口腔インプラント学会、日本顎咬合学会、日本先進インプラント医療学会のいずれかに所属しており、認定医以上の資格を保有している医師が在籍しているクリニック。
※2 インプラントの埋入に必要な「上部構造」「アパットメント」「インプラント」「オペ代」を記載している(または、追加料金がないことを記載している)クリニックの中から、インプラント1本あたりの価格が安い3クリニックをピックアップ。診察料、仮歯、骨造形手術代は別途かかる可能性がありますので、各クリニックにお問い合わせくさい。