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インプラント治療後の副鼻腔炎
インプラント治療を受けたあと、鼻づまりや顔の痛みなどを訴える患者さんがいらっしゃいます。もしかすると、インプラント治療が原因による副鼻腔炎かもしれません。
ここでは副鼻腔炎がどのような病気なのか、インプラント治療とどんな関連があるのか、詳しく説明していきます。
副鼻腔炎とは
人間の鼻の横や口の上には、副鼻腔という骨の空洞が4つあります。これらの空洞には、頭蓋骨の重さを減らしつつ強度と形を維持したり、外部からの衝撃を和らげたりする役割があると考えられています。この副鼻腔に炎症が起こっている状態を副鼻腔炎といいます。
副鼻腔炎の多くは風邪やアレルギーをきっかけとして起こりますが、虫歯が原因になることもあります。炎症が3カ月以上にわたって続くと慢性副鼻腔炎、いわゆる蓄のう症と診断されます。
副鼻腔炎の症状
副鼻腔炎の代表的な症状は鼻づまり、黄色・緑色の鼻水や膿、咳やたんなどです。また、頭痛や頭重感、顔の痛み、口臭などがみられることも多くあります。
口の中のトラブルが原因で起こる歯性副鼻腔炎の場合は、鼻づまりや鼻水が片方だけという症状が多いようです。
副鼻腔炎とインプラント治療の関連
副鼻腔炎は鼻の病気、インプラントは歯の治療、一見すると関係がなさそうに思えるものです。しかし、実際にインプラント治療が原因で副鼻腔炎を起こすことがあるのです。
インプラント治療に関連して副鼻腔炎を発症するケースには、大きく以下の2パターンが考えられます。
参照元:インプラントネット(https://www.implant.ac/knowledge/article/609/)
上顎洞の粘膜が傷ついた場合
副鼻腔の中で、上あごの上にある空洞を上顎洞(じょうがくどう)といいます。インプラントを上あごに埋め込む場合、この上顎洞の底の骨が薄いとインプラントをしっかり固定できません。そこで、事前に骨を増やす治療を行ないます。
このような治療中に、上顎洞の粘膜を傷つけてしまうことがあります。そこに細菌が感染すると、副鼻腔炎を起こしてしまうのです。
インプラントが上顎洞の粘膜を突き抜けてしまった場合
インプラントを埋め込む手術の際、まれにドリルやインプラント本体が上顎洞の粘膜を突き抜けてしまうことがあります。そうなると、細菌感染による副鼻腔炎を起こる可能性が高くなります。前述のように粘膜を少々傷つけてしまうケースよりも、副鼻腔炎を起こすリスクは高いといえるでしょう。
インプラントは上顎洞の粘膜を突き抜けているのであれば、いったん撤去して改めて埋め込む必要も出てきます。
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休診日 火
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費用
297,000円
休診日 祝
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費用
297,000円
休診日 月・木・祝
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はちやデンタル クリニック |
費用
220,000円
休診日 火
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表参道しらゆり歯科 |
費用
297,000円
休診日 祝
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297,000円
休診日 月・木・祝
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※2021年9月の調査結果に基づきます。
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