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種類
インプラントの種類を解説しています。形状や歯茎への影響などからその違いをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
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インプラントの形状もさまざま
インプラントは、歯根部分となる「人工歯根(インプラント)」やインプラントと人工歯を連結する「アバットメント」、新しい歯の役割をする「人工歯(クラウン)」、3つのパーツで構成されています。
2019年1月時点で使われているインプラントシステムは、世界中で100種類以上。ストローマンやノーベルバイオケア、京セラをはじめとする各メーカーが、さまざまな技術を駆使したインプラントを研究開発しています。
インプラントの形状の種類
インプラントシステムの中で、最も重要となるのが歯茎に埋め込む人工歯根(インプラント)。主に4種類のタイプがあります。
スクリュータイプ |
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ネジのような形をしたインプラント。骨に埋め込むサイズが小さく、噛む力を骨に伝える効率が良いことから、現在最も多く使用されているインプラントです。 先が細い「ルートタイプ」、太さが変わらない「ストレートタイプ」の2種類があります。 |
シリンダータイプ |
歯科医院でよく採用されている主流のインプラントです。ネジがらせん上ではなく円筒形となっている形状。凹凸がないので簡単に埋め込むことができます。 ただし、表面積が小さいため、初期固定が弱いというデメリットが。2回法の適したインプラントです。 |
バスケットタイプ |
スクリュータイプとの違いは、穴が数箇所開いていて、中が空洞になっている点。骨が中まで入り込むので、しっかり骨と結合させることが可能です。 ただ、空洞なので強度は弱く破損の恐れがあるので、最近はあまり使われていないようです。 |
ブレードタイプ |
T字の板状で幅が狭く薄いので、骨幅が狭い個所に使われていましたが、力のかかり方にムラがあり破損の恐れがあるので、今ではほとんど使われていません。 |
また、インプラントシステムは、インプラントとアバットメントが一体になった「ワンピース型」と、別々になった「ツーピース型」の2つがあり、1回法と呼ばれる治療法では、ワンピース型が採用されています。
一人ひとりの口内環境に合わせ、専門医がどのインプラントシステムを使用するかを選んでもらえますが、扱っているインプラントシステムは歯科医院によって異なります。予算や歯の悩み、重視するポイントなどからインプラントシステムを選んだうえで、クリニックを探すと良いでしょう。
インプラントの構造の種類
「ワンピース型」と「ツーピース型」の違いを詳しく説明していきます。
ワンピース型
上記のとおり、ワンピース型はあごの骨に埋め込むインプラントの本体とアバットメントが一体になっているのが特徴で、アバットメントを連結させるために歯茎を切開する必要がありません。手術も多くは1回ですむので、身体的な負担も軽減されるでしょう。
ただし、あごの骨が薄い場合はワンピース型を使用することはできません。また、アバットメントにトラブルが起きた場合は、インプラントの本体ごと撤去しなければならないというデメリットがあります。
ツーピース型
ツーピース型はインプラントの本体とアバットメントが別々になっており、それらをねじで連結するタイプです。口内の状態や治療の経過に合わせたアバットメントを選択できるので、さまざまな歯の形態に対応が可能です。
ただし、ツーピース型はインプラント本体を埋め込んで安定してからアバットメントを連結するので、手術が2回必要です。この点はワンピース型よりも身体的な負担がかかるといえるでしょう。また、部品の数が多いのでワンピース型よりも高額になりがちです。
参照元:むかえ歯科・小児歯科(https://mukae-dc.jp/implant-shurui/)
インプラントの材料の種類
ここでは、インプラントの材料による違いを説明します。
純チタン・チタン合金
インプラントの材料でもっとも多いのが、純チタン・チタン合金です。この材料は強度が高いので長持ちしやすく、歯ともなじみやすいのが特徴です。また、骨と結合しやすいのも大きなメリットです。
チタン・ニッケル合金
チタン・ニッケル合金はさまざまな形に加工しやすく、いったん加工したらその形状を保ちやすいのが特徴です。ただし、純チタン・チタン合金に比べると骨との結合力が少々劣るようです。
インプラントの表面処理の種類
インプラントの表面処理にも違いがあります。ひとつずつ説明しましょう。
ブラスト処理
インプラントの骨との結合力を高めるため、内面の酸化膜を取り除いて粗面に加工することをブラスト処理といいます。簡単にいうと、インプラントの表面を細かくザラザラにすることで、骨と結合しやすくさせる処理のことです。
酸化処理
インプラントの表面に酸化チタンをごく薄く積み重ね、凹凸をつくりだす処理のことです。ブラスト処理と同じく、インプラントの表面が骨と結合しやすくなります。
機械研磨処理
上記とは反対に、インプラントの表面を滑らかにする方法が機械研磨処理です。インプラントの表面の大部分は、骨に接触しても問題ないように処理がなされています。
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表参道しらゆり歯科03-3409-4118 | RKデンタルオフィス 代官山03-6427-8999 |
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費用総額 |
費用
220,000円
休診日 火
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費用
297,000円
休診日 祝
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費用
297,000円
休診日 月・木・祝
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はちやデンタル クリニック |
費用
220,000円
休診日 火
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表参道しらゆり歯科 |
費用
297,000円
休診日 祝
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RKデンタルオフィス 代官山 |
費用
297,000円
休診日 月・木・祝
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※2021年9月の調査結果に基づきます。
※1 当サイト内で掲載されているクリニックの中から、日本口腔インプラント学会、国際口腔インプラント学会、日本顎咬合学会、日本先進インプラント医療学会のいずれかに所属しており、認定医以上の資格を保有している医師が在籍しているクリニック。
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